日期 2010/05/12 (th)
地點 ROXY ROOTS (臺北市信義區)
訪問 李那韶 || 翻譯、整理 黑狼
Q1 請問您從什麼時候開始自由即興的演奏?
豊住:我從高中開始打鼓,後來參加了日本搖滾歌手 Mickey Curtis (b. 1938) 的樂團 ”samurai”,並且到歐洲巡迴演奏。我也是從那個時候開始聽美國廠牌 ESP 的自由爵士專輯,並且對於薩克斯風手 Albert Ayler (1934-70) 三重奏的鼓手 Sunny Murray 的演奏方式產生很大的興趣。差不多 1969 年左右,我離團回到日本,遇到了當時日本自由爵士的一些先驅。在貝司手吉澤元治 (1931-98) 的邀請下,我們跟薩克斯風手高木元輝 (1941-2002) 組成了三重奏。此外,參加的第一張錄音是與吉他手高柳昌行 (1932-91) 主導的 New Direction 系列作品。
Q2 您與傳奇薩克斯風手阿部薰 (1949-78) 合作時,有什麼特別的印象?
豊住:基本上阿部在演奏的時候,永遠保持一馬當先的狀態,其他的樂手常常在後面窮追猛趕。和他一起演奏,就好像要一起奔向死亡一樣。
Q3 在這 40 多年的音樂生涯裏,您也跟不少歐美樂手合作過,其中是否有最欣賞的演出搭檔?
豊住:我曾經與英國吉他手 Derek Bailey (1930-2005) 、薩克斯風手 Lol Coxhill (b. 1932)、德國薩克斯風手 Peter Brötzmann (b. 1941)、荷蘭的鼓手 Han Bennink (b.1942) 等歐洲的即興音樂家合作,其中令我印象最深刻的是荷蘭鋼琴家 Misha Mengelberg (b. 1935; Instant Composers Pool Orchestra 創辦人) 。
Q4 對於這次與琵琶的演奏,有沒有比較特別的想法?
豊住:基本上我是不問合演者的男女老幼,乃至於他的膚色血統。我總是以一顆開放的心去面對我的合作夥伴。
Q5 除了打鼓以外,您還有以人聲與二胡即興,請問您是在什麼機緣下接觸二胡的?
豊住:我從 2001 年開始拉二胡,但是 05 年才正式在台上演奏。你知道鼓不是一種旋律性的樂器,一直打難免顯得單調,所以我才會在演奏中穿插其他旋律性的樂器。而且二胡沒有琴格(難像鋼琴一樣演奏固定的音高),所以比鋼琴有趣。我最早除了打鼓還吹小號,可是吹小號的時候需要相當的肺活量,打鼓就沒有這個問題。
Q6 請問您對音樂乃至聲音的看法?
豊住:如果要強加解釋,我認為打鼓演奏音樂,可以磨練一個人的性格。比方說,不管是練習柔道也好,禪修也好,甚至只是種菜,也都能夠提升人的知性與感性,成就一個更趨於完整的「人」。至於爵士樂,你必須用先用正確的方式去演奏,再建立自己的打法,再談拒絕向普遍性妥協,更進一步確立自己的方向性。
Q7 據說您喜歡親近大自然,自然對您的音樂帶來何種啟發?
豊住:我沒事的時候喜歡爬山,不論晴天下雨,有時候可能還是下雪天,但是自然的各種聲響不僅讓我能鍛鍊身體,也讓我有更清楚的思路,給我即興演奏上的更多思考。
這裏我要順帶一提的是,海童道祖 (1910-92,原臨濟宗普化派) 在某些層次上,可稱為我的啟蒙導師。他開創自己的日本簫吹奏風格,並且稱之為「法竹吹定」,不稱自己的演奏是音樂,演奏某種樂器。事實上他討厭音樂。我不吹日本簫,但是我會像海童道祖一樣,以竹杖當成一種健身器材,揮舞或促進肢體伸展。不管是瑜伽、拉筋、跑步……都可以增進你的體力,以及你對音樂的思考。
Q8 請您給想開始嘗試即興演奏的朋友一些建議。
豊住:因為世代不一樣,所以我很難用我們這個世代的感性來回答這個問題。總之先玩玩看吧。因為有太多的可能性了。對自己誠實,才會產生各種可能性。當然受現有的類型影響也沒有關係,最後還是必須自己去嘗試才會知道。
日時 2010/05/12 (木)
場所 ROXY ROOTS (台北市信義区)
企画・整理Nedir Ll || 聞き手・通訳翻訳 インファンPSR
Q1 いつから自由即興を始めたのでしょうか。
豊住芳三郎(以下SABU) ドラムは高校の時から。あとはミッキー・カーチスとサムライに加入し、ヨーロッパにもライブやりました。ESPとかのフリージャズを聴き始めるのもその時から。サニー・マレイのドラム演奏に興味持ちました。1969年、僕が日本に帰って、日本で最初のフリージャズをやってるミュージシャンに出会って、吉沢元治、高木元輝とトリオを結成しました。最初に参加したアルバムは高柳昌行のニュー・ダイレクションでした。
Q2 阿部薫さんと共演される時、何か特別な印象が残られますか。
SABU 半端じゃない位怖くて、それに速い。阿部さんがサックスを演奏する時、他の人はいつも追いつかない状態になっていますよ。一緒に死に往くみたいな雰囲気。
Q3 この40年間、豊住さんも多数の欧米ミュージシャン達と共演されていますが、中には特に気に入られた方がいらっしゃいますでしょうか。
SABU 一緒にセッションした人が多いですが、ICPのミーシャ・メンゲルバーグが一番イメージ残ったミュージシャンです。
Q4 今回の演奏には中国琵琶が参加しますが、特別な考えがございますか。
SABU 即興だから、誰とでも、どんな楽器でも、人種でもバックグラウンドでも関係なく、オープンマインドを以て相手の即興タレントに対面します。即興演奏には多い可能性があります。
Q5 先生はドラム以外にもボイスと胡弓の即興を行われました。胡弓はどういうきっかけで始めたのでしょうか。
SABU 胡弓は2001年から始め、お客さんの前にやるのは2005年でした。あなたが知っているように、ドラムはメロディ楽器ではありませんので、ずっと叩ければ退屈でしょう。だからメロディ的な楽器が必要です。さらに胡弓はフレットが無いので、ピアノより面白いです。僕は昔ドラム以外トランペットも吹きました。トランペットには肺活量が必要ですが、ドラムならこんな問題がありません。
Q6 音楽ないし音(おと)について、どのような考え方をお持ちでしょうか。
SABU カッコを付くことですが、ドラムや楽器を演奏することで、人間の性格は磨けます。例えば柔道稽古であっても、座禅であっても、野菜を作るのも、人間を作って、より完全な人間を作ることが出来ます。ジャズをやるなら、まず正確な方法で演奏して、自分のやり方を作ります。そこから普遍性への妥協を拒み、さらに自分の方向性を確立できるでしょう。
Q7 先生は自然に親しむ事が好きと伺いますが、自然は先生の音楽にどのような啓発を齎しましたか。
SABU イベントが無ければ、僕は天候にも拘らず山を登ります。体を鍛えるだけでなく、自然のいろんな音は自分に啓発を貰えます。また、海童道祖みたいに杖を使い、山歩きやストレッチングには役立ちます。自然には体を治る能力があるから。
Q8 これから即興を始めたい人に一言をお願い致します。
SABU 世代によってセンシビリティーが違うからアドバイスは言い難いです。まずはやってみよう。可能性は終りません。自分に正直でやって、それしか可能性が無いよね。既存のジャンルから影響を得ても構わないが、最後は自分でやらなければならない。